花山椒の佃煮。

ウリボウのおばあちゃん(=ウサギ母)の同級生ご夫婦が無農薬や健康な土にこだわった野菜を育てていて、ありがたくも収穫された野菜をたまに分けて頂いている。今回「春の香りをお届けします」という素敵な手描きの絵葉書と共に届いたのは、2種類のキャベツに人参、三つ葉、花山椒というラインナップだった。安心・安全な野菜は本当にありがたいし、なによりとても美味しい。

花山椒

中でも「鳥が運んできて庭に根づいた」という花山椒は、そもそも旬も短いし、普段自分たちで買って食べるものでもないので喜びもひとしおである。試しに刻んで、のらぼう菜のおひたしにあしらってみたらとても鮮烈な風味で、食べ慣れているおひたしも景色がガラリと変わった。

かといって薬味としてだけ使うのもなんとなく寂しい。そこで自家製ならではの佃煮にすることにした。



花山椒の佃煮

花山椒の佃煮

醤油と酒を1:1にみりんを少し足して、中〜弱火で煮ていく。今回使用した花山椒は20gちょっと。それに対して少なめ(合計50ccくらい)の調味料で、煮る時間もあっさり短め(10分ちょっと)に。あえて花山椒の色味が美しく残る程度に仕上げた。

早速味を見てみると、これが滅法旨い。酒によし、ご飯によし、薬味によし――近江商人もびっくりの三方よしである。しばらく、晩酌の楽しみが増えた。