酒粕ブーム、到来。

お菓子は好きだけど、料理本や番組を眺めるだけで満足。実際に作るとなるとめんどくさいし材料もいるし。ごはんのおかずにもなんないし。

お菓子作りに関しては腰が重い私が、作りたい! と燃えた本に出会いました。南智美さんの「酒粕おやつ ―卵・牛乳・白砂糖を使わなくてもおいしい」という本です。どれもこれもおいしそうで、食べてみたくてたまらないのです。

ウリボウに絵本を読んでやると絵を抜き出そうとするかのようにページをパンパンッと叩きますが、同じように、この本からお菓子を抜き取ることができたらどんなにいいだろう。よだれが出そうです。

というのも酒粕が大好きなのです。我が家の冷凍庫には酒粕が常時待機しています。冬の定番の粕汁は、鍋いっぱいに作っても二日でなくなってしまうし、甘酒も自制しなければあっという間に飲んでしまう。粕漬けのお魚もたまりませんね。

酒粕をたっぷりつかったおやつ……食べたい!

いちばん作りたいおやつは「酒粕ベイクドケーキ」です。チーズケーキのようなビジュアルで、底にレーズンが沈んでいます。美味しいに決まっている。

まず米麹から甘酒を作らねばなりません。道のりは遠い。あのケーキのためなら望むところなのですが、甘酒を作るには温度管理が必要なので料理用の温度計を買わなければ。すぐには作れない。でも何か作りたい。

ということで、「酒粕ペースト」を作ってみました。



酒粕ペースト 作り方など

酒粕と水それぞれ300gを鍋に入れ、塩を小さじ1程度いれて加熱し、ペースト状にします。あまりグツグツすると風味が飛んでしまうのですが、今回はアルコールが母乳に響かないように気持ち長めに加熱しました。

これを味噌とまぜて豆乳鍋のタレにしてみたら、ものすごくおいしい。豆乳のスープにコクと風味が出ます。柚子胡椒とも相性最高。ウサギも目をまんまるにしていました。翌日はポークソテーにつけてみたら、これまたおいしい。味噌汁に溶かしてみても、言うまでもなくおいしい。ペースト状になっているので溶けやすくてとても使いやすい。

ペーストとコーヒーと豆乳をまぜて電子レンジで温めた即席酒粕ドリンクは、寝る前に飲むと身体がぽかぽかになりました。
ウリボウがぐずって二時間くらい寝ないときでも、「寝てくれたらぽかぽかドリンク飲むんだ、寝たら飲むんだ」と鼻先のニンジンになっています。

なんだこれ、酒粕! 酒粕ペーストが便利すぎるし、お菓子を作るためにも買い足さなくては。キロ買い決定です。ちょうど新酒の季節ですしね。